勤めていた会社が倒産…そして独立

思い切った転職、大きなチャレンジへ


平成23年、勤めていた警備会社が倒産することに。

それを聞いたのは終わる半年前でした。

周りの同僚がチラホラと噂を始め、今後どうしていこうかと模索していた時に、

「保険代理店をしてみないか?」というお話をいただきました。

その時は、自営業としてやっていくこと、保険業の厳しさ、

営業という仕事だけは人生の中で絶対にしたくないと思っていたのもあってお断りするつもりだったのですが、よくよく考えれば、

「まともな学歴や職歴のない自分は社会のスタートの時から自分でやっていくしかない道を覚悟して選んだんだ。」ってことを思い出し、

このご縁を信じたいと自分の将来を前向きに描いてみた結果、独立することを決めました。


生命保険の代理店を開業した。しかし、


そして、アフラックの生命保険代理店として起業したのでした。

けど、それはそれは大変な日々をスタートすることになったのです。

サイトセラーを50回以上読む毎日。。。

1万円で中古のノートパソコンを買って初めてのPC作業。。。

沢山の教材やテキストを一気に渡されて、どれから手を付けていいのかわからない。。。

その日から、その翌日から、出勤がない変な感じと何をしたらいいのかわからない一日。。。

業務説明日から1週間経った頃営業担当から電話があり、「何件とれました?」と聞かれ、

いつから仕事がスタートしているのか、何からやればいいのかわからかった私は、

「まだ何もやってません」と回答したんです。

すると担当に「え、早く契約とりに行かないと!なにしてるんですか!」と言われてビックリし、

先ずは友人や知人に開業したことと、お話の練習に付き合ってもらいたいことを伝えて

一人でも多くの人に会えるようにしていけと指導をいただきながら、

代理店活動をスタートさせたのでした。

このように、よくわかっていない自分で常に訪問先を作っていかなければならないこと、

こちらからのアプローチによってかしこまった顔や声で「保険はいいです」と断られること、

それが繰り返されては行先が尽きてしまい、契約がとれなくて収入が得られなくなったことなど、

開始早々から想像を絶するほどに苦しいことに見舞われて、しんどくて逃げ出したかった日々でした。

それでもこの仕事は、世の中の人々にとって突然訪れるネガティヴな物事や、

素敵な将来を迎えるための準備を「お金」という部分で支えていく大切な仕事である。と言い聞かせ

必死で続けて行きましたが、

必要としている人がいない(正確には今は求めていない)ことが営むことのとても難しい現実だったため、生活するためにも他の仕事も営むことにし、

兼ねてから活動している音楽芸能の分野からちょこちょこ頼まれていたこともあり、

催し物や舞台に関する仕事も併せて行うようになりました。


独立をしたことで、思わぬ展開も起こった


それは、イベントに関する内容の業務でした。

この仕事においては、どこか気持ちを楽にして取り組める感覚でいられ、

依頼を受けて業務するかたちだったこともあり、

数字のようなものに追われる感じが無くやれたり、

自然と事が展開されていく流れとともに喜んでいただく反応が顕著に窺えたりで、

保険の活動とは性質が違うなと感じ、楽しくやっていくことができたのです。

イベントの仕事では、企画の運営代行・進行計画の策定・資金の運用計画・舞台の演出・台本の作成・出演者の派遣手配・音響の施工操作・司会や舞台監督などを担当し、

少ない量の仕事ではありますが、地方自治体や民間団体、広告代理店や舞台制作会社から委託や応援を請け活躍してします。

このようなかたちで自身のビジネスを営んで来たことからでしょうか、

人と人を紹介しつなげていく依頼が多く、また自身にもつながることを依頼されることが増え、

現在では、小中学校へ非常勤講師として授業を行うこともあったりします。


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