お陰様でこのように、自身で全てやっていくことを培えて来た私ではありますが、
そこまで成長できたことで、この地域の問題課題を解決する行動の一つでもできるようになって
経済人の一人として、社会で活躍する自分で在りたいと思うようになったことから、
仲間達を集めてまちづくりをする民間活動団体を結成し、観光推進する事業を行うようになりました。
田舎の課題を解決したいと始めた事業活動
その活動では、過疎地域の人口動態を課題と捉え、
故郷でも若者が陽の目を浴びて活躍し続けることができる未来を作りたいと、
地元の才能溢れるヒトやモノやトコを紹介していくツーリズム事業を行う実行委員会を立ち上げ、
私自らが実行委員長と事務局長を兼任しながら多数のメンバーと共に
イベント開催やPR活動をおこなっています。
私の暮らしているここ鳥取県は、人口が全国の中で最小の県として有名ですが、
その背景には、若者の地元離れがあります。
その推移は年々増加傾向にあり、産業を担ってくれるはずのこれからの人材が確保できずにいるため、
このままではどんどんお金のない県になってしまいます。
それでもここ鳥取県は、美味しい農産物や海産物が豊富に収穫できる良さがあり、
工芸品や観光地などには全国的に有名なものもあります。
私も都会で活躍することを一度は選んだ人間でしたが、
Uターンをしてふるさとで活躍していくことを決めた理由は、とても住みやすいからでした。
このようにいいところも沢山あるのですが、
才能ある若者が能力や技術を高めて大活躍できるような産業や文化が多くないため、
今のままでは限界があり、活性し難い地域でもあります。
そんな現状や問題を課題とし、
この地元でも活躍できる未来を目指して、
Uターンした私のような青年達で集い、
「田舎だけど楽しく豊かに活躍していける地元へ」をスローガンに、
発掘・宣伝・広報に取り組み、他県や都心に発信していく活動をしています。
１年余の計画期間を越えて、開催を迎える
この実行委員会は平成29年１月に結成し、初事業として30年の７月にPRイベントを開催しました。
市の市街地活性化補助事業として認定を受け、
地元の民間企業様から多くのご協賛を頂きながら、
100万円規模の事業として開催させていただきました。
鳥取県のある山陰地方在住で活動する、優れた才能を持ち合わすパフォーマーのステージ発表や、
同じように地域課題に取り組む他活動団体の紹介、地元の隠れた穴場観光地の発掘紹介や、
現地特派員による名スポットへのリポートを生中継で開催会場とつないだり、
これはスゴい！と全国に自慢出来るモノやヒトやコトを紹介したイベントでしたが、
「内容がとても面白かった」という声や、「もっと鳥取や山陰を全国へ伝えたい」などの声をいただき、
地元で活躍している証を胸にこれからも、為に生きて行きたいと感じたのでした。
