【必見】ファイナンシャルプランナーの資格って、このようになっている!!

ファイナンシャルプランニング


皆さん大変ご無沙汰しております!!

ライフチェンジングコーチD.Oです。

昨年の夏頃からしばらくの間、このブログの更新をお休みさせて頂いてましたが、

その間に新たに取り組んでいた体制もようやく整い落ち着いてきたため、

また少しずつ、お役立ていただけるような情報を発信していきたいと思います。

なお、これからは更新のペースがどうしてもスローになってしまうのですが、

それでもこんな私が「ファイナンシャルプランナー」として活躍していることを

皆さんに頼りにして頂けたり、「ブログ読んでますよ!」というお声を頂いたりと

感謝しかないこともたくさんあることから

こうやってエールをくださっている方々のためにも続けていきたいので、

これからもどうぞ楽しみにしていてくださいね(^^)

それでは今回はリスタートということもあり一旦仕切り直しとし、

こんな話をお届けしてみたいと思います。

それは「ファイナンシャルプランナーの資格って、どのようになっているのか?」です。


国家資格「ファイナンシャルプランニング技能士」とは


私は2022年4月現在、FP2級の資格保持者であります。

私達の世界ではこの資格保持者のことを、

通称「ファイナンシャルプランナー」と言っていますが(略してFP)、

正式名称では、「ファイナンシャルプランニング技能士」と称されます。

そして私は2022年5月に行われる、FP1級の資格試験を控えており、

FP資格の中でも最高級であり最難問となる資格へと挑んでいる最中であります。

この、ファイナンシャルプランナーとは、

ファイナンス=金融
プラン=計画

から来ている言葉で、お金を移動させる計画技術を用いて

資産や財産を上手に動かして(操って)行きながら人の人生を守ったり豊かにするため、

そのことで問題や悩みを持っている人に対して専門的な知識を導入しながら

お金の移動計画をするプロのことをいいます。

お金はただ持っているだけだと人は幸せにはなれず、

その中からいくらかを常に使い続けることによって、人は幸せを得ています。

よって人間がこの長い人生を送る中でちゃんとお金を確保し続けていくためには、

売り買いや貸し借りというお金の取引を発生させながら生きていくことになります

ということは、人はお金を上手に(出来事に対して適切に)使うことができなければ、

基本的に幸せにはなれず、苦しむ人生となってしまうのです。


でも、人の金銭感覚っていうものは、日常生活の中で

毎月か毎年に動く分だけの金額規模で体が感覚を覚えているため、

人生の中で何回かしか訪れないような「巨額なお金の移動」が自身の身に起こった際には

大抵の場合、お金のコントロールを誤っては事故を引き起こします


(乗用車しか運転したことがないのに、突然10tトラックを運転させられてしまうのと同じです)

お金が移動した際って、その金額が例えいくらであっても

基本的に税金が発生するようになっていることから、

その動いたお金が巨額だった場合では「そんなことにまでなるとは思わなかった」と、

想定を超えて「二次的なお金の移動(税金の支払)にまでは備えていなかった…!!」と、

大事故に遭うことがけっこうあるのです


帳簿に収入が記帳されることになったら、その後にそのお金を使った際に

その支出が経費や控除として記帳されなかったとしたら、

使ってしまってお金がなくても、使う前の金額に対して税金が計算されるから

使ってしまったら赤字か破産となりますもんね。

これを普通にやってしまう人がどうしても存在するんですね

だから、「そこまでは知らなかった…」が大変多すぎるお金のことを

隅々まで、異国の地まで知っているかのように知り尽くしているお金の専門家が

ファイナンシャルプランナーなんです。

そんなほとんどの人が知らない(普段の日常生活時には特別必要ない)お金の専門的なことを

とても幅広くめちゃくちゃ勉強し、お金の移動計画を最適に行うようになれる資格が、

ファイナンシャルプランニング技能士の資格なんですね。


FPの資格で習う「6つの分野」


そんなファイナンシャルプランナーの資格ではありますが、

具体的にどんなお金のことを習得するようになっているのか、

その資格の中身を簡単に説明してみたいと思います。

まず、お金の事柄を大きく分けると、以下の6つの分野に割り当てることができます。

  • 受取る・支払う
  • 保つ・備える
  • 貯める・増やす
  • 納める・数える
  • 持つ・有する
  • 引継ぐ・渡す


この大きく分けられた6つの項目に基づいて、FPの資格で習得する分野も

この6分野で構成されています。

※ここでの分野表示は、FP1級にて割り当てられている形式で表示しています

ライフプランニングと資金計画・リスク管理


この分野では、人間の長い人生においてどんなライフイベントがあって、

そのライフイベントにどれだけのお金が要るのかや、

そのライフイベントに対してどのようにお金(資産)を用意していくべきなのかの

知識や方法を習得します。

この「用意するお金」って、基本的には最初から準備できているわけではなく、

前もってお金を積み立てて行くことによって、少しづつ用意していきますよね。

そして、順調にお金を用意していったとしても、

その道中に予期せぬ損害(病気やケガ、破損や倒壊、盗難や紛失)が発生したことで

急に大きなお金が必要となってしまうと、

この積み立てて準備しているお金をその支払いに回さないといけなくなり、

その結果、当初の計画通りにお金を確保できなくなってしまいます


なのでここでは、ライフプランニングには併せて必須となる

「リスク回避の知識(借入や保険の知識)」も同時に学び、

それもライフプランニングに組み入れながらキャッシュフロー表を作成するスキルを身につけて行きます。

この分野を習得することによって、正しい保険選びができるようになったり、

借り入れに対する正しい知識を身につけることができ、

資産をしっかりと守りながら確保して行けるようになります。

いわゆる、お金が減らずちゃんと貯まるようになるのです。

年金・社会保険


この分野では、私達が普通に楽しく生活していくためには欠かせない、

社会保障制度のしくみを勉強していきます。

社会保障制度とは、国民で助け合いしながら社会を回しては

自分達の暮らしをみんなで守っていく制度のことで、

お金で言えば、困ったことが起きた時に助けてくれる「保険制度」や、

苦しい生活を強いられることがなるべく無いように、

はたまたお金が破産しては生きていけなくなってしまわないようにする「年金制度」があり、

これらの利用を公平にスムーズにできるように国民みんなでお金を出し合って、

困っている人からそれを受け取っていくしくみ
となっているものです


これは、国家や政府・自治体が運営する制度として

社会を下支えする「インフラストラクチャ―」であるため、

お金が回るしくみの中でももっとも複雑で、限りなく精度の高いメカニズムに沿って作られていることから

社会保障制度だけを網羅して活躍する士業の先生が存在している分野でもあります。

なのでここでは、公的保険制度や公的年金制度、その他にも

会社で働く人や自営業で働く人、専業主婦の人などの労働者に不安なく健康に働き続けてもらうための

企業年金制度のしくみまで習っていき、

「国民である以上用意される保障制度」を学ぶことで

社会保障制度によって給付されるお金を、ライフプランニングを行う際にしっかりと

計画の中に組み入れることができるようになるのです。

この分野を習得することによって、民間で加入している保険が

掛け過ぎているのかどうかが分かるようになったり

将来の年金額が計算できては、その他の資産運用が適切にできるようになったりと、

「お金の大きなムダ」を無くすことができるようになります。

社会保障制度をとことんまで知ると、お金を適切に扱えるようになる基礎力が身に付くので

この分野の知識を習得することはとても大切だと思いますよ。

金融資産運用


この分野では、お金が経済市場をどう巡って、お金がどんな形となって動いていて、

それがどこにどれだけ流れて行くようになっているのかのメカニズムを知り、

その上で結果的に、お金をどのような形でどのように動かすと資産を形成することができ

しっかりと確保して行けるのかを学びます。

お金って現金だけではなく、色々な形となって存在しています。

それは、有価証券だったり、不動産だったり、換金率が高い物品だったりします。

そしてこのお金の姿や形の違いによっては価値に差が出て

その価値の差や違いのあるお金を保有したり交換した時には、


差額分に対してお金が得られます。

このようにお金を、価値の差や違いを上手く利用することにより

取引を発生させ「お金の循環」を巻き起こし、

社会が死なないように経済活性させているのです。

なので、この物理現象をしっかりと学び、実際に資金計画へ盛り込むことができると、

貯蓄積み立て計画を作成したら、必要となるタイミングにお金が足りなくなることが発覚した場合、

金融資産の売買や保有している権利に対して得られる差額利益や配当金を利用して

達成させる計画を組むことが可能となるのです。


ですが、お金を投資すると、絶対返ってくるという保証はないため、

専門的な知識を身につけてから計画する必要があります


ここでは、その資産運用のために大切な基礎知識と全体像を学んでいき、

価値や市場を分析して行ける技術や知識までも習得していきます。

タックスプランニング


この分野では、税金のしくみと全体像を学んで行きます。

私達は基本的に、税金を納めていたとしても、税金の計算は「お任せ」ではないでしょうか?

そう、誰かが計算をやってくれていて、私達は

その答えだけを知らされることが普通となっていますよね。

ですが、税金のしくみや計算のしかたを知って

「なぜこの税金額を支払っているのか」が自分で分かるようになると、

自分次第でもっと税金を節税することができるようになります


税金は、今の働き方に対して、その部分だけで計算していくことが多いので、

他の働き方や他の方法にて得たお金に対してはどんな税金が発生して

どのように計算されていくのかが把握できたら、

その他の所得を織り交ぜるともっと節税ができるようになったりするので、

今の働き方に縛られないで「ひと工夫した働き方」を導入できては


人生が好転する手段まで発見できるようになるのです。

税金が高いって思うのなら、税金の成り立ちを知ってみてください。

税金って本来、そんなに払わなくてもいいものだということが分かると思います

なので、税金のことをしっかりと学んでいくことによって

まだまだ節税ができることを思い知らされるので、

この分野を網羅すると自身への具体的な効果が大きいので、

とてもメリットがありますよ。

不動産


この分野では、「お金の形をしていないお金」の中でも

とても大きな規模のお金となる「不動産」を取り扱えるようになるための知識と、

その取扱いのためのルールを学んでいきます。

そう、土地や建物や設備などの不動産は、それを誰かに使用してもらえることで

お金を生み出せるものでもあるからです。


その特性上、この分野を習得することには難易度を要します。が、

不動産はお金の中でも「現金よりも価値があるお金」となるため、

ここを詳しく専門的に知っておくことで、人生上のお金をしっかりと操れるようになる

神器になることを私は伝えておきたいです


そのため反対に、持っている不動産の種類や、不動産を持つことで与えられる権利について、

その所有の仕方や形によってはビックリするくらいにお金を操れてしまうことから、

軽い気持ちで取り扱っていると(本当のこと知らないで持っているだけだと)

最終的に大きな損が出てしまうことがあり、


その時に不動産ごと安定した人生を持って行かれてしまったり、

持っていることそのもの自体に苦しむ人生になったりするのです



だからFPは、不動産の売買を仲介することはできませんが、

不動産の本当のことメインでお金の本質をしっかりと伝えて行くことが

専門家として活躍する使命となっているのです。

確かに皆さんが不動産を取り扱っているレベルまでなのかどうかは分かりませんが、

例え不動産を持っていなくても、不動産知識を最低限知っていると

この社会のシステムのことまで見えるようになってくるので、


人間力が面白いくらいに向上します。

相続・事業承継


この分野では、お金を誰かに引継ぐ際に関わってくるお金のことや

正しい引継ぎのしかたを学び、公平に安全に引き継ぐための知識や方法を習得します。

亡くなった人が持っていたお金って、その場でキレイに

消えてなくなるわけではないので必ず誰かが引き継ぐことになるのですが、

その瞬間、引き継いだ人は今よりも所有するお金が増えることになります。

これを「相続」といい、相続が発生すると、引き継ぐ権利のある人が何人もいた場合では

どのように分け合うべきなのかや、分け合えない財産はどのようにするべきなのかで、

もめては争うことがよくあります。

それを考えて、引き継がせる人が生きているうちに引継ぎをやっておく際や、

ライフイベントの発生で大変となる人を協力し支える際に、

お金を無償で差し上げたりすることがあり、それを「贈与」といいます。

そして、お金の移動が発生すると税金がかけられるとお伝えしましたが、

この相続や贈与にも当然のように発生します

この相続や贈与によって移動するお金は基本的に、

要らないから差し上げるというようなお金ではなく、

所有者がいなくなることを前提に差し上げているお金になるため(贈与はその限りではない)、


全財産レベルの金額規模となって来ます

よって、その移動する金額の規模がデカいために、計算される税金額も巨大になる傾向があります。

ですが、それが急に訪れたり計画的に訪れたりした際に、

その税金額を現金で見事に支払えるでしょうか?

もしこれを支払えなければどうなるのかというと、

「現金ではないお金を現金に換えて支払う」ことになるのです

ということは、誰でも持っている他のお金の中となる

「土地や住宅」を売って現金に換え支払うことになってきます。

そうなった場合、あなたは今の住まいを失います

会社の場合でも同じようなことが起きます。

だからこそちゃんと、相続や事業継承に関わってくる制度や法律、

そしてそれらに係る税金のしくみや不動産や株式などが、

引継ぎ時にいくらの金額となるのかが分かるようになっていれば

どうできると思いますか?


この分野で学ぶ内容は、お金を引き継ぐことの重大さや

大切さをしっかりと学ぶことができるので、

必ずどこかで訪れる「死亡に伴う財産の引継ぎ」の事前準備ができるようになり、

引き継いだ後の財産をしっかりと守ることができるようになりますよ。


ファイナンシャルプランナーの資格を取得した方がいい人ってどんな人なのか?


このFPの資格は、職業資格ではありません。

なので、基本的に誰でも取得することができる資格です

ですが、FPの資格試験にはその試験を受けるための条件が設定されていて、

  • FP業務に従事していること
  • FP業務の実務経験があること
  • FP資格を取得していること

という条件を達成している人がFPの資格試験を受験できるようになっているため、

「これだと結局、誰でも受験することはできないってことじゃないか!!」と思いますよね

「職業に関連性が無い人はFPの資格を取ることはできないのではないか?」と思ってしまいます。

その前に、このファイナンシャルプランナーの資格には、国家資格となる

  • 1級ファイナンシャルプランニング技能士
  • 2級ファイナンシャルプランニング技能士
  • 3級ファイナンシャルプランニング技能士

や、民間資格となる

  • AFP(アフィリエイテッドファイナンシャルプランナー)
  • CFP(サーティファイドファイナンシャルプランナー)

があり、レベルに応じてその種類が分けられています。

実はこの中で唯一、FP3級だけは受験資格がないんです。

正しくは、FP3級にも「FP業務に従事していること」の条件は該当してくるのですが、

追記として「または従事しようとしていること」となっているため、

実際には「その意思をどこかに持っていて資格取得に挑んでいる」という気持ちであれば

誰でも受けることができるようになっているんですね

なのでこのFP3級は、

「FPの知識の基本を習得することで私生活にお金の知識を活かしたい」という目的でも

取得できる資格となっているのです。

お金の基本的なことを知りたい人であれば誰でもオススメな資格となっています

実際、家庭の生計を管理して営んでいることの多い、主婦(主夫)の方がよくFP3級を取得されています。

取得すると結果的に何ができて、具体的にどんな効果が得られるのかというと、

お金がこんなにも化けるものだということがハッキリと分かってくるため、

お金を思い通りにコントロールできるようになるんですね

なので、お金に苦しむことがかなり減りますし、

とても明確なお金の明るい未来が見えるようになるのです。


だから、日々の行動パターンや生活パターンが劇的に変わり、

計画通りの人生を達成することができます。

結論、本当に幸せな人生を送ることを、前もって自分で決められるんです

自分のお金の計画がちゃんと現実となるように自分でできるようになるので、

ファイナンシャルプランニングが楽しくなります。

それと不思議なもので、お金のことを網羅すると、

今まで観て来た世界がガラッと変わって見えるようになります。

今までにはしなかった発想が生まれたり、新しいものの見方ができるようになるので、

優れたアイデアが出てくる自分になれるところがあるんです

そして1級や2級のファイナンシャルプランナーになると

自分以外の人まで助けて支えて行けるようになるので、

やり方次第では私のように、職業にもできて

社会貢献しながら大活躍できるようにもなりますよ。

あなたもぜひ、FP3級でもいいので、

よかったら一度は目指してみてください(^^)


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