【コロナショック】コロナ禍の影響で日本経済が危うい!!お金の流れが止まると経済が冷え込むしくみ

お金を知る


新型コロナウイルスによる緊急事態宣言や自粛要請によって、

昨年の今頃と比べてかなりの勢いで、
外に人がいなくなりましたね。

仕方ないことではありますが、
感染拡大を止めるためにも今は外出や接触をなるべく控えて、

死者が出たり、医療崩壊が起きることを
一番に阻止しないといけません。

けど、今それによって起きている大きな問題が、

日本経済の急な景気後退です(世界規模で後退している)

連日のニュースでは、
新型コロナウィルスの感染者や死亡者の数の報告に次いで、

経済への影響やその数値を伝える報道もすごいですね。

こんなにもニュースになっていると、
これからの日本は大丈夫なの?と思われるでしょうが、

実際のところ、マズいです。

だからといってこのまま終わっていくわけにもいかない。

そのためには今一度、しくみや解決方法を知っておくことがとても大切です。

危機的な状況を伝えるニュースがあふれる今、
皆さんのお金に対する関心度は、

コロナ禍の前よりも高まっていることだと思います。

私たちはこの危機を乗り越えていけるのでしょうか?

その為に改めて、お金の流れの基本を知り、

自分たちで今を乗り切るためのヒントやアイデアを出せるように


お金の流れが止まると経済が冷え込んでしまうしくみをお伝えします。


知っているようで知らない!?お金の流れのメカニズム


お金は元々、この世の中にはありませんでした。

原始時代の大昔は、欲しいものを手に入れるために、

他の人が持っている物と、自分の持っている物を交換して、手に入れていました。

ただ、自分の欲しい物をもらう時に代わりにあげる物が、

必ずとも相手が欲しいとは限らなかったら、

双方の価値観が違い、差が出ることになります。

これでは不公平であり、欲しいものを手に入れられないか、

手に入れるまでに時間や労力がかかって効率が悪いため、

価値の差がない物へ一度交換すればいいじゃないかとなりました

ここで、等価交換という概念が生まれ、

お金に一度替えてから、欲しいものを手に入れるというしくみが生まれました。

そこでお金に使われた物が金や銀といった鉱物で、

時間が経っても腐らなくて壊れないことや、
加工がしやすいという利点や、

誰から見ても価値を抱きやすいことから
それが使用されました。

これが、お金の始まりです。

そしてお金は人の動きによって世の中を流れていくため、

経済活動はお金の消費や利益のことなので、

人の動きが止まれば経済は止まり、当然お金は流れなくなります。

お金のことを「社会の血液」と例えることがよくありますが、

景気が良い時はその流れが円滑になり、

悪い時はその流れが停滞していきます。

例えば、今のコロナ禍の状況で言えば、

この状況の直前までは、みんなが働いて得たお金で

生活をするためにお買い物に出かけていましたし、

日々の労いのためにご褒美のように、

ご飯を食べに行ったり、お酒を飲みに行ったり、

カラオケに行ったり、レジャーに行ったり、

よくお金が使われていました。

しかしこのコロナ禍が進んでいくにつれて、

不要不急での外出や、人の集まるとこには行けれない制限が出て、

生きるために必要なことだけの利用へと生活が変化しました。

このようになれば、サービス業界にはお金が行かなくなっていき、

そのサービス業界で働く人たちは、お給料がもらえなくなっていき、

生活のために使えるお金が少なくなって消費が減ります。

そして、そんな大変になっていくサービス業界の人たちを見て、

世の中のみんなが、お金を使う場面が少なくなっていくと同時に、

自分たちにも同じようなことが起こってくるのではないかと、

不安になり、お金を貯めこむ(使わないで持っておく)ようになります


それがどんどん進んで行けば、
世の中にお金が流れなくなり、

仕事の量が減っていき利益が減るため、
もらえるお給料もどんどん少なくなっていきます。

そうなれば結局は、貯めているお金も
生活必需なもののために使うので、
いつかは無くなっていきますよね。

その結果、破産や倒産が発生していき、

資産保有力のある人のみが生き残って行ったとしても、

お金を払う代わりに自分を楽にしてくれる

民間サービスが無くなっていれば、

お金を使うところが無くなり生活を楽にできず、

そしてお金を持っている意味自体が無くなり

お金に価値を抱く人がいなくなるので、

資産保有力のある人も力を無くしていくことになるのです。

この悪循環によって、お金は価値が下がっては、

社会が新しい能力を開発できなくなっていき、

今の社会の規模をお金の価値(時価)に合わせないと維持ができなくなり、

結果的に社会が衰退していくのです。

これが、デフレ経済(デフレーション)になるしくみです。

人口が減ると(納税者が減ると)、
お金の価値が下がる仕組みと同じなんですね。

だから、実はお金の流れが滞っているときは、

半ば強引にでもお金を流さないとマズいのです


その為に今政府がやっていることこそが、
給付金や貸付という、
消費行動の維持なんですね。


このままコロナ禍が続くと、日本経済はどうなっていく?

今後の政府の対応はどうするべき?


このように、政府が世の中にお金を撒いて、

まずはお金が滞らないようにしている訳なんですが、

このお金は使っていかないと意味がありません。

今この状況の中、今までよりお金を使う場所が減り、

先の不安でお金が使えず貯めておこうと考えるでしょうが、

政府は消費を維持するためにお金を撒いています

なので、給付のカタチを、
金券などのチケット制にして、

使用期限を設定したりすれば、
使い切ってくれると考えて、

当初はそのような方法で給付しようとしていたくらいです。

それくらい、社会を維持し守って行こうとしています。

が、そのレベル水準や対応の範囲・早さに問題があって、

コロナ禍に追いついていないので、国民が騒いでいますよね。

今はとりあえず、国民の収入をとにかく保障していくようにすべきなのです。

消費が減って納税額も減っていくのに、
保障するためのお金はどこから手に入れるんだ?

と、声が聞こえて来そうですが、

それを国債で賄っていくしかないのです。

国債のことについて、この記事に書いていますので

皆さんは、銀行ってなにをしている所か知っていますか?も観てみてくださいね。

え?それってこの記事にも書いてある通り、
「借金」じゃん!…って思うでしょうが、
記事の中の解説通り、

日本の国債は現在、
国民が先の不安で貯めこむそのお金から借りることになるので、

結局は、貯めこむことを逆手にとって、
世の中にお金を撒けることになるのです

今はお金が使われる場所が限られてて、
お金の流れが偏ってしまっているので、

政府が吸い上げてから世の中に均等に流していくことがとても重要です。

ちなみに、どうせ貯めこんだお金から借りるのだったら

貯めこんだっていいじゃないかと思うでしょうが、

国債はあくまでも借金なため、

いつかは国が金融機関に返さないといけないお金となるので、

やはり消費をして税収を増やす方が

万が一国が破産するかもしれない危険から遠ざけれます

また後日、かといっても国はそんなに借金をしていいの?かなど、

深い部分に切り込みを入れた記事を更新していきますので
、お楽しみに!!

企業や店舗は生き残っていけるのか?


こちらは現在、非常に大変な状況に陥っているサービス業界の様子を見れば、

これから仕事が無くなって行きどんどん潰れていくのではないかと心配でなりません。

特に飲食店や娯楽施設は、大半が営業自粛を余儀なくされて休業している今なので、

この業界で働いている人たちのお給料が無くなっていきます。

となれば、その業界を辞めて今勤められる仕事を探してさまよっていき、

また一から新しい仕事を始めたり、仕事に就けれず失業したり、

どちらにしても今までより収入が減る生活となる恐れが出てきます。

そして、サービス業界から流れてきた人たちは、

比較的仕事の供給があると思われる

生活必需の産業(製造・建設・農林水産など)で働き出すことも考えられるので、

そうなってしまえば社会・経済のバランスが偏って行ってしまい、

結局社会をお金が上手く流れにくくなります。

結果的に社会のバランスが悪くなってしまっては、

またバランスを立て直すまでに長い年月がかかってしまうものなので、

それを考えたら今の社会のバランスを保っておくことが一番いいのです。

社会を回す技術や能力を、その業界で身に着けた人たちが、

その業界で活躍できなくなり力を発揮できなくなって、

貴重な人材や企業を失ってしまうことが一番マズいのです。

だからこそ政府は、今は機能しなくてもお金を限りなく給付し続けて、

失業や倒産をとことん食い止める必要があるのです


国民である私たちの暮らしはどうなっていく?


社会や経済が偏れば、いよいよ我々国民の暮らしに影響が出てきます。

掻い摘んでも、新型コロナウィルスの感染拡大が勢いを増した海外の国で都市封鎖が行われた際は、

輸入や輸出が滞り、モノが手に入らなくなったりしましたが、

このように社会や経済が急激に偏っただけで

暮らしが行き詰って大変でしたよね。

国民は直接に、社会や経済の舵を取ることができません。

その舵を、志のある人材として我々が選び託した政治家が取っていくので、

今は政治家の力を信じるしかありません。

ですが、その政治家たちの判断に、
どうなっているんだよと、
国民は不安を抱えているのが現状です。

このいつまで続くか分からないコロナ禍の間は、

お金や行動が制限されてしんどいとは思いますが、

いつかは終わるその時まで

自分たちでできることをするしかないのでしょう。


今この状況の中で、国民の私たちはどのようにするのが1番いいのか


私が伝えておきたいことは、
先ずはとにかく最新情報を仕入れては、
自分たちで知識を身に着け、

冷静な判断ができるように心掛けてほしいということです。

そして、お金が手元に少なくなっていく先の不安があるとは思いますが、

使える人はお金がない人に向けてお金を使ってあげてください。

その際は、置いておく分と使う分のお金の使い分けを、

簡単なメモなどにして見える化しておいてほしいと思います



お金の道を自ら引いておくことほど、

お金が後に集まってきたり、
お金が無駄に離れていくことが無くなってくるものなのです。


あと、タンス預金はなるべくしないようにしましょう

ちょっとしたことではありますが、
みんながそうしてしまった時は、

本当に世の中にお金が流れなくなって大変なことになりますから。

けどやっぱり一番大切なのは、
手洗いうがいと咳エチケットです。

引き続き徹底していきましょうね。


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