【少しだけ自分を変えてみたいあなたへ】コーチングのスキルを身につけてみよう

パーソナルコーチング


コーチングとは、コーチからアドバイスやフォローを受けながら、

ゴールを目指し、目標をクリアするために活用する手法です。

コーチングはよく、カウンセリングやセラピーなどと

同じもののように捉えられることがありますが、

確かに何かしらアドバイスやフォローをする内容だったり、

診断や診療をし、処方をする一面があるとすれば、

これらは類似するものだと見えますよね。

これを分かりやすく差別化するとすれば、

カウンセリングは、マイナスに陥っている心の状態を、

標準な位置にまで戻すものであり


コーチングは、標準な心の状態から更に、

プラスに高めていくものだと言えば、

分かりやすいと思います。


スポーツの世界では、必ずと言ってもいいくらいに行われていますよね。

実はこのコーチング、スポーツ以外の世界でも行われていて、

目標に向かっての成功や達成、夢や幸せを叶えるために、

仕事上や、生活上でも、取り入れられています

人は、自分のことを客観的に観ることが困難であり、

それに、一人で物事を進めていると、

何がしたいのかや、これでいいのだろうかなどと、

迷い始めたり、疑いを抱いたりしたりで、

当初に思い描いていた通りに進めなくなったりします。

これは、目標が高ければ高いほど、

達成までの期間が長ければ長いほど、

苦悩を伴いながら苦労し歩むことになりやすいです


少なくとも、私はそうでした。

ここまで来た今でも、
まだ伴っているなと感じる部分はあります。

そこにこの「コーチ」となる人に
相談役や応援役として横に居てもらうと、

不思議なもので、少しずつでもちゃんと
目標に向かって進んでいることが分かるのです。

そのコーチが、コーチングを施して、
私の不安の声や、志の声や報告まで、

色々と聴いてくれては問い正してくれて、
気づかなかったことまで気づかせてくれたりと、

お陰様で、自信が常に溢れるようになったのです。

コーチングのことは、こちらの記事にも掲載していますので、
併せてご覧ください。


それほどに、自分を生まれ変わらせてくれるこの
コーチングという手法の本質を、

ご紹介したいと思います。


コーチングのスキルってどんなもの?


そのコーチングを行う際に使用する基本となるスキルがあるのですが、

それが、これから紹介する3つとなります。

え?これだけのこと?と思われるかも知れませんが、

大抵の人はこの3つを、ちゃんと行えていないなと私は感じています。

実はこの3つ、やり切ることが非常に難しいものなのです

何故かと言うと、人は皆、
自分を伝えたいものなので、

会話の途中で、自分のことを
話し始めたりしてしまうのです。


それくらい簡単では無く、けれど日常で当たり前に行っていることである3つのこと。

コーチングにおけるこの3つとは
どういうものなのかをお伝えします。

聴く(傾聴)


聞くって3種類あることを、皆さんは知っていますか?

それは、「聞く」「訊く」「聴く」の3つです。

英語で見ると非常に分かりやすいのですが、

聞く=hear(ヒア) 訊く=ask(アスク) 聴く=listen(リスン) となります。

聞くとは、聞こえてくる音を耳でキャッチしている状態を表し、

訊くとは、尋ねたりして相手から回答をもらおうとする状態を表し、

聴くとは、相手の気持ちや思っていることを心に聴き入れる状態を表しています。

こうやって比較すると、最後の「聴く」が、
コーチングにとって大変重要になります

聴」という感じの中に、「心」という感じが入っているのですが、

コーチングの聴く(傾聴)というスキルには、

相手の気持ち(心)を、自分の心にまで入れて聴くという、

とても深くて強い力を持つ要素になっているのです。


なので、相手の声を、その話を、
話している時は、途中でさえぎらずに聴きます


必ず、最後まで聴き切るのです。

するとどうでしょう、その後の会話が見違えるように弾み、内容も深くなり、

感銘を覚えては、相手との距離が一気に近くなったように感じられます。

ただ聴くだけで、聴くというだけで、
凄いエネルギーを持っていて、
凄いエネルギーを使うのです。

それだけ、コーチングには、
聴くことが非常に大切なスキルの一つとなっています。

問う(質問)


会話というコミュニケーション内で
自然と行われているこの「問う」というものですが、

会話が弾む要因として、
質問するということが要となり、
話は展開されていくものです。


コーチングで言えば、話し始める前のきっかけや、

話したいことを引き出すために、この問うということを行います。

他には、話を聴ききった時に、その話の内容から更に詳細を

具体的に聴きだすために質問をして行きます。

相手に寄り添って、その潜んでいる心の内を、
質問することで表に出していくのです。

会話の最中にこの問うことを行うと、
自然な会話であれば、質問されたら
誰でも回答をしようとするはずです。

これを、相手が話すことを認めながら聴いていき、

そして質問をしていくと、相手は心を開いてくれながら、

素直に回答をしてくれるようになっていきます。

会話の内容や話してくれている行為自体を、
容認しながら、関心を持って質問すること


なので、コーチングにおいて問うということは、

「なぜ?」「なんで?」という、追い詰めたような問い方は


原則してはいけません。


このように問うことによって、
人は逆に言葉を出しにくくなって行きます


こうなってしまったら、相手の気持ちを引き出せなくなりますよね。

なので、どうしても理由を聴きだす時には、
優しく伝わる言葉を使い、「どうして?」
と、訊いてくださいね。


認める(承認)


どんな話の落ち方でも、必ず一度、「そうだね」と認めます。

話の内容によっては、それは違うよと否定したいことがあるとは思いますが、

話の内容より、話してくれていること自体を認めるために

うなずきながら、相槌を入れながら、承認をします

これも基本的には、相手が話した会話の節や終わりに、肯定の言葉を発します。

もし、会話の内容的に、やはり違うから
正しいことを伝えないと!
と思った時は一度、

「そうだね」「わかるよ」「確かにね」などと肯定をしてあげてから、

「でもね」「けれど」「しかし」の手順で伝えていくと、

相手は否定されていると感じずに、

相違であることだと認識してくれやすくなるので、

その後も話を素直に聴いてくれるようになります。

コーチングとしなくても、
人って褒めてもらえたり、
認めてもらえたりするだけで、

実は自身の気持ちで力を発揮しながら、
行動しやり遂げようとするものです。

これが、認められなかったり、
否定され続けていたりすると、

人は正解が分からなくなり、
気持ちが迷子になってしまい、

思ったように行動できなくなっていき、
失敗を繰り返すようになっていきます


仕事で失敗したりすると、怒られて否定されて、

落ち込んでしまうのは仕方がないことなのでしょうが、

実際は、その失敗でさえ、一度はやってみるだけやってみた

その行動自体を褒めたり認めたりしてあげることが必要で、

悪気を持ってあえて失敗するようなことをしていない以上は、

本人は真剣に仕事に取り組んでいたはずなので、

必ず一度「やるだけやったんだよね!」と承認してあげてください。

やるだけやってミスをしたり、
非効率や逆説な動きをしたことでの失敗であるならば、

勇気と自信をもって行動を起こしたけど、
失敗の方に結果が出たのだとすれば、

それは、なによりも真剣に取り組んでいた証拠です


なので本当は、何事もまずは認めてあげること。
分かってあげること。

それが、大切です。

人は、承認なくして、成長はありません。
存在を認めてあげるのです。


コーチングでは、相手の気持ちや内に秘めている

本人さえ気づいていない本当の自分を、

最大限に引き出してあげることがミッションとなります。


コーチングのスキルを身につけるとどうなるの?


ここまでは、コーチングの手法として
必要とされるスキルをお伝えしましたが、

これは、相手にコーチングを行う際に
使用するものとしてご紹介してきました。

ですが、このコーチングのスキルを理解して、
使用することができるようになると、

なんとそのコーチ自身となる「自分」にとっても、
気持ちや感じ方への変化が現れて来るのです。


具体的にどのような変化が現れて来るのでしょうか?

相手を理解しようとする気持ちが溢れる


やはりこの、コーチングのスキルを知って
取り扱うようになると、

自分自身の気持ちや感じ方が
もう既に変化しているからこそ、

スキルを使いこなせていると言うべきです


相手のことを理解しようとする
土台の気持ちができているから、

もう勝手に常に生活上で、
優しくて人望のある、
素敵なあなたへと変わっているのです。


それを証明したいのであれば、話し相手がいかに、

本音で話してくれているのかを感じ取ってみてください。

そのためには、「相手を理解しようとする」ということが、
カギとなっているのです。

相手が自分の弱い部分や、情け深い内容の話をして来てくれるようでしたら、

それは優しくて聴いてくれるあなたにしか話したくないからでしょう。

良好な関係が築ける


上記を同じように、会話の中身が本音に近ければ近いほど、

その人はあなたを信頼してくれているからこそ、

素直に話してくれています。

もうそこまで来れば、その相手のことやその相手からは、

沢山居る人の中の一人から、その人だけの貴重な一人へと、

受け入れ合っている関係へと発展しています。

詳しく説明しなくても、恋愛なんかそういう流れから始まりますよね。

人が仲良くなりたいと思う人って、話を聴いてくれる人なんです。

面白い話をしてくれる人の、3倍仲良くなりたいと感じるものなのです。

面白い話をしてくれる人も、その話が面白いのは、

人に関心があって、色んな話を聴いてきているからって感じるので、

やっぱ「話し上手は、聴き上手」なのでしょうね。

自分に自信が付いて夢が持てるようになる


人の話を聴けること。
人に関心を持てること。
人を理解しようとすること。

それは、人のために見えるようで、
自分自身のためにもなることが、

ここまでで理解できたのではないかと思います。

コーチングって、相手をサポートする技術だったり、

コミュニケーションの本質を知るためのノウハウだったりするわけですが、

それを身に着けて実践している自分自身は、

相手から感謝されるという、とても貴重で有難い、

逆に感謝をしたくなるような体験ができます


コーチとして活躍している方が、素敵に見えたり、憧れを抱かれたりするのは、

その方が凄いからとか、先生のような存在で活躍しているからというよりも、

私は、「感謝しながら使命をもってお仕事をされている」からだと思います。

このように、人から感謝されるって、有難いなあ。

って思いながら活躍(ライフワーク)することや、

日々、都度都度の人との良好なコミュニケーションで、

「ありがとう」と言ってもらえる自分、
そして、「ありがとう」と言える体験が、
多ければ多いほど、大きければ大きいほど、

自分にとっても夢や希望へとなるのではないでしょうか


コーチングのスキルを身に着けて、
コーチングを知って接していくと、

一番の効果は、実は自分が得られるのです。


そう、コーチングをすることは、
自分のためでいいのです。



コーチングは、相手を支えながら、自分自身を支えることができる


いかがだったでしょうか?

言葉では聞いたことがあったけど、
詳しく知ってみると、

こんなにも素敵なものだったのかと
感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

コーチングは、コーチだけが行える、
専門的な技術のように思っていたかも知れませんが、

人間誰もが、いつもやっていることを基本に、
それを本質から勉強して身に着けていき、

自分の接し方を見直してみたりするだけで、
誰でも活用できるアイテムだったのです。

このコーチング体験を通して
人間力を養って行きながら、

コーチとして活躍する人や、
日常のコミュニケーションのコツとして活用する人や、

色んな方があっていいと、私は思います。

それは、コミュニケーションが人にとって、

いかに相手と自分を助け合うことに繋がるか、

改めて考えてみて、感じてみてほしいからなのです。


たったこれだけで、見違えるように、
相手が、そして自分が、
「カワリ」始めますよ。


そのために一つ、コーチングを
「ワカリ」ながら、理解しながら、
生活してみてほしいなと思いますね。


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